酷暑に散った儚い命に合掌

皆さま、暑中お見舞い申し上げます。2カ月半ぶりの投稿となります。

今夏は、本当に酷暑で、人間のみならず、外で過ごす動物たちにとっても過酷な夏となっております。団体管理猫たちについても、体調管理はしっかりと、それぞれの個体の健康状況や怪我の有無なども関係者同士で把握して、何とか乗り切って欲しいと毎日祈るような気持ちで過ごしております。

そんな中、悲しい出来事が起こってしまいました。八割れ黒白猫のエイト君(仮称 まだ1年未満の若いオス)は、7月に突然管理区域に現れ、毎日、過ごすようになりました。元々いる猫たちも、彼を受け入れ、喧嘩もせず、8月に入ってからは、遅い時間帯には一緒に夕涼みするまでになっておりました。

8月5日(土曜日) 『第39回 市川市民納涼花火大会』が開催され、団体管理区域は、花火鑑賞で訪れた市民の方々で大々混雑!!、周辺道路の車の数も半端なく多く、凄かったです。 その日の夜は、エイトはてつゑさんから、美味しいご飯を沢山もらって過ごしました。他の猫たちは花火の音と大混雑ででてこなかったので、ごはんを独り占め状態だったそうです。

そして……翌日、翌々日と姿を現さなかったので、市川市で小動物の遺体を回収する管轄、「清掃事業課」に問い合わせたところ、8月7日(月)に、エイトとほぼ間違いない猫の遺体の回収があったと知らされました。毛皮の色、特徴からエイトに間違いないと思います。

エイトが初めて姿を現した時、落ち着かず、ガリガリに痩せていて、しかし、外猫たちとは違う、家の中で飼われていた特徴が幾つかありました。おそらく、引っ越しの際に置き去りにされたのか、捨てられたのでしょう。。。家猫で外の生活に慣れていない猫は、走行車の恐ろしさも知らず、びっくりした反動で道路に突然飛び出ることも多々あるのです。

亡骸が放置されず、適切に関連部署に連絡していただいたこと、せめてもの救いです。関わってくださった方々、ありがとうございました。

交通事故か突然死か病死か、今となってはわかりませんが、約2カ月間関わった、儚い命が散っていった事実について、やりきれない気持ちで一杯です。

この投稿を見てくださった皆さま、どうか、エイトが、虹の橋を渡れるように、祈ってあげてください。

365日かかさず、どんなに頑張っても、今回のエイトのように、こぼれ落ちてしまう儚い命があるーー。常にそれを念頭に、粛々と続けているのが、「地域猫活動」です。救われない気持ちですがやめるわけにはいきません。。。

もうすぐお盆ですね。

どうか、この一日一日を精一杯生きている猫たちが、この酷暑を無事に乗り切れますようにー。(●ↀωↀ●)✧(=✧ω✧=)(*ΦωΦ*)✲゚。.☆.。₀:*゚✲゚*:₀。+(●ↀωↀ●)✧(=✧ω✧=)

猫を捨てるのは犯罪です。

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