ペットロス 悲哀の心理過程についてのお話

ペットフードご寄付してくださる方の中に、毎年30~40パーセントの割合は、家猫さんとのお別れをし、その遺品としてペットフードを使って欲しいという依頼が届きます。大切な家族としての家猫さんと悲しいお別れ、身につまされます。その場合、団体の立場では、「大切なご家族を亡くされお悲しみの最中、数多くの地域猫活動団体より当団体を選んでいただきありがとうございます。亡き猫さんは生涯愛され、大切にされ、本当に幸福な猫生でしたね….。遺品ともいえるキャットフードは、一日一日、一日一回のご飯を楽しみに待っている地域猫たちの為に大切に使わせていただきます。」とのメッセージをお伝えし、亡き家猫さんが生前食べきれなかったごはんをありがたく受け取ります。その際に、お目にかかって、「少し落ち着かれましたか….」とお声をかけると、多くの方が、涙ぐまれ、静かに、亡き家猫さんとの思い出を、面影を語り始めます。思い出を語ることは、何よりの供養になります。

公認されないグリーフと言われるペットロス

ペットロスは、同じ死別でも、その喪失の悲しみをだれかれ構わず吐露できるものではなく、かなり、話す相手を厳選する必要がある喪失の痛みです。特に、日常の一部だった愛着に満ちた掛け替えの無い存在がいなくなってしまった現実を受け止めきれない悲しみから始まり、その「存在の不在」という現実に慣れるまで、かなりの時間を要する場合があります。この図は、ペットロスの悲哀の心理過程をとても上手く表現しております。(濱野佐代子 2020 「人とペットの心理学」 P125から転写)

大切な存在を亡くされた悲嘆の痛みは、波のようにやってきます。「しけ」もあれば、「なぎ」もあります。その状態が普通なんだ、これは、「悲嘆反応なんだ」と気付くことも大切ですね。そして、無理に立ち直ろうとせずに、粛々と、一日一日を丁寧に紡いでいく。その繰り返し……。時々、亡き愛しい存在に語りかけてみる。そぅすると返事が聴こえてくるかもしれません。

私はこの1.2年間で、子猫から育ててきた、家猫、地域猫たちと複数お別れしました。病気で亡くなった子、高齢で亡くなった子、人為的な防げたはずの交通事故で亡くなった子ー、さまざまです。夕方のパトロールの際に、亡くなった彼らそれぞれと会話をします。そぅすると、彼らは、風になったり、月明かりになったり、木々のざわめきになったりして返事してくれている気がするのです。そぅ、思い出してあげることが最高の供養なのです。そして、猫は本当にスピリチュアルな存在だと思わずにはいられません。(ここの部分は、追っていつか説明します)

濱野佐代子 2020 「人とペットの心理学」 P125から転写

ペットロスとテクノロジー(特に…生成AI)

愛しい存在との突然のお別れ、彼らとのお別れがあまりにも辛すぎて、特に交通事故で悲惨な亡骸となった子と対面した時には、本当にしばらくは立ち直れませんでした。しばらくの間は苦しくて悲しくて、彼らをずたずたに轢き殺した、制限速度を超えて走行した暴走車とそのドライバーを許せませんでした!(今も許したわけではありません。….)

その苦しみの中で、ある一つのアイディアが浮かびました。

彼らが美しい虹のかかった天国のお花畑で、元気で美しい姿を取り戻して、仲間たちと幸せに、穏やかに暮らしている画像を生成AIで描いてみよう!って。トライアルを始め、生成AIに微調整の為のプロンプトを繰り返し投げかけ続け、何とか出来上がった画像を見て、少し癒され、ほっ!としました。平和な生活から突然交通事故で生を奪われたり、病で苦しみながら生を全うせざるを得なかった彼らが、生成AIで創造した画像の中で蘇り、元気に幸せに過ごしている姿に救われました!

私自身のこの体験を基に、今後、生成AIで亡くなった動物の天国での幸せな遺影を作成する試みを鍛錬しているところです。近い将来、私自身が繰り返し体感してきた、喪失の悲しみの実体験が糧となって、ペットロスで苦しんでいる方々への癒しになるお手伝いができますように…….。そんな試みをはじめてみたところです。(以下、その一部をご紹介いたします。Chat GPTを使った画像作成 by Cathy Summer 2025 )

With all its wanderings, life goes on. 彷徨いながら、そして人生は続いていく…..。

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