猫だって生き直せるんだね。Bebe ＆ Nanaの場合
ＷＢＣ 侍Japanのメキシコ戦、9回裏の逆転サヨナラ打、凄かったですね。侍Japanの繋ぐ力、チーム力、へこたれない粘り強さ、決して諦めない姿から、私たち日本人のみならず、あの試合を観ていた全ての人が勇気をもらったのではないでしょうか。さて、アメリカ戦の行方は…….?
今日の投稿は、少し違った視点からのお話ですー。
今日は、最近、猫生を生き直し、新たな猫生を生き始めた、2匹のシニア猫の話題です。（人間年齢 わたしたちぐらいの♀猫さん2匹）
Bebe の場合（推定9歳）
Bebeの怪我の様子は、前回の投稿でご紹介しました。風来坊のオス猫に脇腹と左後ろ脚を噛まれ、傷は深く重症。（脚の傷は前回の投稿をご参照ください。）診ていただいた動物病院の先生に、「お腹の傷は思ったよりも深い、壊死している組織はできるだけ切除したが、肺に接しているので、治療がもう少し遅かったら、命に係わる状況になっていたかも知れないし、今後も膿が肺を圧迫する可能性があるので、予断を許さない状況です。」と言われましたが、2日間入院後復活し「2月一杯、絶対安静！！」を言い渡されたので、団体のシェルターで3週間抗生剤を投与しながら見守り、その後、仲間のいる、女将さんとスタッフさんたちが帰りを待っているI遊船に戻し、現在は元気に過ごしております。
Bebeは元々、彼女が子育てしている時代から、器量よし だったので「美人母」と呼ばれていましたが、診察券に書いて呼びやすい名前「Bebe」に変えました。
不思議なのは、怪我をする前は、私たちにそれほど懐いていなかったBebe-。3週間、シェルターで毎日見守っていたためでしょうか。ご飯の時間は、「わたしはこのとおり元気よ！」と言わんばかりに、返事をしながら、駆け寄ってくるようになりました。
作業中、ずぅーーっと姿を追い見守るBebe、不思議です。「九死に一生を得たBebeの恩返し」？かな。
Video – Google Photoshttps://photos.google.com/photo/AF1QipM8PGN8wcacrRcHe4iqfzcVky3qSr5Po4yfZh9i
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Nanaの場合（推定10歳）
この三毛さん（推定９歳～10歳位）は、改名して Nana と呼ぶことにしました。 Nanaは、イギリス英語で、“おばあちゃん” を呼ぶ際の愛称の一つだそうです。
彼女は、団体設立前から、I遊船さんにいた猫で、現在いる団体管理猫のうち、相当な数の猫たちの母親です。妊娠を繰り返し、体調を崩したために、且つ、すばしっこいのでなかなか捕まらず……。そんななか、ボランティアで外猫の保護活動をしている「外猫捕獲の匠」のしま〇さんが彼女を捕まえて、不妊手術TNRをしてくれました。当時はシェルターもなかったので、そのまま、広いスペースのある、しま〇さん宅に預かっていただくことになり、流れで早5年経過ーー。年明けて、しま〇さんの保護している他の猫たちと上手くいかない状況になったため、彼女の健康を案じて、シェルター・キャットとして団体シェルターで生活することになりました。
しま〇さん、長期間のお預かり、ありがとうございました。
5年という年月を経ての再会ー、しま〇さんのお宅で大切にされて過ごしていたのがよくわかり、毛皮の艶もよく、保護前よりもとても元気そうに見えました。
彼女はシェルター生活を始めて2カ月経過ー、ご飯も良く食べ、トイレも最初から上手にできました。それまでの名前は「まだら三毛」でしたが、心機一転、改名して、Nana と名付けました。
Nanaとしての第２の猫生ー、順調です。 他の猫たちをそれほど気にしている風情でもないので、安心しました。
Nanaさん、第二の猫生、幸せになろうね。（写真は表情が大分和らいできたNana,両耳はイカ耳してますが…..)
NanaはShelter初めてのメス猫さんですが、他の猫たちはオス猫で、中子猫のJune吉以外は、皆、大病を乗り越えてきた子たちです。性格温和で優しい子たちー。おばあちゃん猫が加わったこと、全然、気にしていない様子です。
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