大切に愛されて猫生を生き抜くということ
昨日、「お鼻ちゃん」という猫の訃報が、地域住民のKさまから入りました。
お鼻ちゃんは、症状が悪化し、お世話をしてくださっているOさまご夫妻が病院に連れていき、
病院で緊急処置されている間、残念ながら奇跡は起こらず、11月18日 午前09:00頃、虹の橋を渡ったとのことでした。
Oご夫妻、約3年間に亘って、手厚いお世話とケアありがとうございました。
亡骸の表情はとても穏やかで柔和な様子で、体全体もふっくら、真っ白ー、
O様ご一家に、準家族として、とても大切にしていただいたことが伝わってきました。
悲惨な姿で現れたお鼻ちゃんとその後の経緯
お鼻ちゃんは、2017年春に突然姿を現しました。
2017年春、ガリガリ、傷だらけの状態で餌場に姿を現したときのお鼻ちゃんー。
ぎりぎりの状態で、ふらふら~と助けを求めているようでした。
性別も不明、とりあえず、餌場で餌を与え体力をつけさせて、傷の回復を待ちました。
と、日に日に元気になってきて、健康を取り戻したのは良いのですが、他の猫を激しく威嚇するので、様子を見てTNR実施。
現れた3月には、大分険しい表情をしていましたが、TNR後はぐんぐん優しい顔つきになってきました。
この3枚の写真は、現れて5か月経過した2017年8月、Photographer伊藤智通さん主宰する写真教室で撮影した写真です。
伊藤智通さん撮影(上1枚)と私が撮影した2枚です。
写真撮影:上 Photographer 伊藤智通さん撮影
下2枚 Cathy
地域猫が準家族として大切にされるというしあわせ
その後約1年半経過し、毎日姿を現していたお鼻ちゃんは突然姿を消しました!
情報によると、どうやら、猫仲間のアメちゃんに導かれて、自らの意思で、O様宅ガレージに用意していただいたハウスで生活していることが判明しました。
お鼻ちゃんはその後、約3年間、Oさまご家族に大切にされて、幸せな猫生を送りました。
お鼻ちゃんの年齢は不詳です。
いずれにしても、過酷な状況から、幸せを自ら掴み取って生き抜いた君の猫生に祝福を!
O様、3年間、お鼻ちゃんのお世話とケアありがとうございました。
お鼻ちゃん、宙組のみんなにあったらよろしく。威嚇しちゃだめだよ!
お鼻ちゃんの亡骸は、本日、Oご夫妻が、クリーンセンターに搬送され、荼毘の日取りを決めます。
今朝、Kさま経由で、O様ご夫妻より、O様宅でのお鼻ちゃんの様子が届きました。
読者の皆さん、写真を見比べて見てください。
そして、外猫が準家族として迎えられ、愛されるということがどういうことかを感じてください💛
お鼻ちゃん、君のしあわせだった猫生に祝福を💛(=✧ω✧=)💛!!