サバタ君 全快し、一カ月ぶりに縄張りに戻しました! 他……。

11月7日に、行方不明だった、サバタ君が2週間ぶりに左後ろ足が具合が悪い状況、うずくまって動けない状況で保護して丁度1ヶ月経過し、12月7日、色々な状況を鑑みて、サバタ君を縄張りに戻しました。(当時の詳細な投稿記事は↓から)

サバタ君2週間ぶりに姿を現す! & 長毛茶トラ兄弟TNR完了しました。

里親探しも検討しましたが、ここ数日間で、保護しているシェルターから脱出を繰り返し、狭いところに閉じ込めておくこと=❝家猫になること❞はサバタ君にとって決して幸せとは思えない、また何度も脱走を試みた訳だから、後ろ左足は全快しているとの結論に達し、12月7日の22:00過ぎに元いた場所に放してあげました。

12月5日の夕刻、仕事を終えて帰宅する前にシェルターに寄ったところ、サバタ君の姿がなく、お風呂場の窓が全開状態!!ベランダを見ると、サバタ君はベランダにうずくまった状態。慌ててベランダに出ると、サバタ君は、現在空き室の隣のベランダの隅に走って陣取り、微動だにせず。(不幸中の幸い、シェルターがあるマンションは3Fのベランダの両側が絶壁状態で、ネコでも隣の建物に移動できない状態)…….。その日は、2時間かけてまたたびを入れた餌でおびき寄せ、何とか確保!そんな状況の中、私自身も疲労困憊し、仕方がないのでそのままシェルター泊!!

翌日12月6日早朝05:00、またまた、サバタ君の姿が無く、今回は、間違いなくロックした、風呂場と脱衣場の境にある、丸ノブを何度もジャンプしているうちに開けたと思われ、→ 風呂場の窓のレバーを開けて脱走!(先住猫たちはかつてこのレバーを開けたことはない。強い力を入れてレバーを押し上げないと開かない窓のタイプ)!

それからが、私の悪夢の始まりでした!!

運悪く、12月6日(木)は終日どしゃ降り。早朝から、ずぶ濡れになりながらも持久戦!前回の餌でおびき寄せる作戦も不発。2時間半位ベランダでずぶ濡れの状態で耐えてはみたものの捕らえられず….。途中、知人のKYさんが協力してくれて捕獲を試みるも、今度は隣室のベランダの端の奥の細く届かない手摺に移動して微動だにせず……。またたび餌作戦は諦め、捕獲器で根気強く捕獲するしかないかなぁーーと、シェルター⇔自宅を3往復目、知人から捕獲器をお借りし、再再度!挑戦!しようと、シェルターのドアを開けたところ、な、なんと視線の先に、ベランダの手摺側から、部屋に入ろうと一生懸命、窓枠に爪を立てているサバタ君の姿が…….。!!! そぉーーっと、窓を開け、驚き慌ててベランダの柵を、後ずさりしながら逃げようとするサバタ君を、全力で部屋の中に引きずり込ました。

捕獲後のサバタ君は、大人しく、餌も食べ、排便もし、シェルター先住の猫たちにも礼儀正しく挨拶に向かい、とても和やかな状況ではありました。……が、現在、左後ろ足の状態は全快したと判断でき、3回も脱走を試みた彼の今後を考えると、今後、脱走再発の可能性もあるので、元の縄張りに戻す方が賢明という結論に達しました。今回は、サバタ君を知っているサポーターの皆様にもご相談し、以下のようなコメントを戴きました。ご紹介します。(※K様、I様とは真逆の保護し続けるべき….というご意見もありました。)

K様>サバタ君、元気になって本当に良かったですね。私が見かけるサバタ君の様子は、早朝ランニングやウォーキング、通勤途中の方によしよししてもらい、喜んでゴロンとしている姿です。爽やかな風と朝日を浴びて、幸せそうなサバタ君です。シェルターから出たいのは、外猫ならではですよね。これから寒くなりますから、シェルターの方が幸せなのにと考えるのは人間で、自由に走り回って遊びたいと猫は本能的に思うのではないかと、、、。里親が見つかり、半家猫になれたら1番だと思います。私が昔可愛がっていた猫は、必ず家に上がり甘えて昼寝してましたが、絶対外に出してくれ!と台風でも雪でも外の寝ぐらに帰ってました。猫の行動学を学びたいですね😺

I様>捕獲できてよかったですね。 私の意見になりますが… そこまで外に出たいというのであれば、きっとお家の中で暮らすのは向かないのかな… と思います。 きっと江戸川に帰りたいのでしょう。 なかなか周りと上手くいかなくても、ご飯を食べそびれても、それでもサバタ君はお外のほうがいいんだと思います。 江戸川に帰って生き抜くためには、あとはサバタ君が自分で頑張るしかない。 サバタ君を毎日見てきたわけではありませんが、個人的には江戸川に帰してあげてもいいのかなと感じました。

「地域猫活動」…..今回の様に判断に躊躇したとき…….、こうして異なった視点から、コメントしてくださるサポーターの方々の存在、本当に有難いです。K様、I様、他、一緒に考えてくださった皆様、有難うございました! そして、仕事の合間、駆け付けてくださり、真剣に今後の対策を一緒に考えてくださったKY様、本当にありがとうございました!サバタ君が脱走して気が動転していた時、KY様の優しい言葉かけと温かさが心に沁み、とても心強かったです!

シェルターを一カ月ぶりに出るとき、私はサバタ君を抱いて、「頑張って外で生きていくんだよ!また、何かあったら此処に来てもいいからね。」といい、縄張りに戻す車中の中でも、「久しぶりにサバタのお家に帰ろうね。頑張るんだよ!」と声を掛けると、サバタ君は「にゃ~お(●ↀωↀ●)✧」と返事してくれました。

一カ月ぶりに、縄張りに戻ったサバタ君、どうか逞しく、地域猫として生き抜いて欲しいなと思います。

❝頑張れ!サバタ君

2回脱走後、捕まえたあと、先住猫たちに挨拶に来た時のサバタ君の画像↓

そして縄張りに戻ったサバタ君が翌々日の朝、お散歩する姿を、地域住民のK様が撮影して送ってくれました。

サバタ君の足取りバッチリですね。…….良かった!良かった!(●ↀωↀ●)✧

 

 

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地域住民のS様、Y様が猫餌を届けてくださいました。ありがとうございました!

(↓写真はS様からの猫餌のカンパ! いつも気にかけてくださり、ありがとうございます。)

 

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