クロコさんの死 2
クロコさんが亡くなってから2週間経過ー 事故のドライバーさんの車を停めて詳細に20分間ほど現場検証しました。ドライバーさんは大変恐縮しておられ、「左側(江戸川側)から飛び出し、走行中の車の下を擦り抜けて、後輪にやられたのだろう。」「事故現場で川の方を眺めて立っていたカップル二人が、もし、猫がいることを教えて、車を停止してくれたら絶対停まった!」と正直におっしゃっていました。夕方の薄暗い中でもはっきりと認識できる巨大な白いベンツ、こんな大型車にぶつかったら、小ぶりの体形のクロ子さんはひとたまりもなかったと思います。視界にこのベンツの走行が確認できた時点で、危機管理のセンサーが働かなかったのでしょうか…..?? 残念で仕方がありません。
不思議なのは、事故翌日、その現認者の女性が「事故が起きたのはココ」とわざわざ供花に訪れ、事故現場を知らない私たちに「クロコさんが亡くなった場所はここ」と切り花を2輪を置いて示し、LINEでわざわざ教えてくれた事故発生場所と、
今回、ドライバーさんが「イヤイヤ、ぶつかった現場はずぅーーっと下、絶対、花のあるここじゃぁない!!」と彼は実際に坂を駆け下りて行って、指さし教えてくれた現場と、大きな相違があることです。
今となっては、真実は闇の中ー、わざわざ、その女性が、実際の事故現場と全く異なる場所「事故現場」だと私たちに知らせたという悲しい事実について、正直に真実をなぜ知らせてくれなかったのか? ドライバーさんの話では、クロコさんは事故後、痙攣しながらしばらく生きていたとの事ー。可哀そうでなりません。
起きてしまったことは仕方がない、でも事故現場を故意に偽るという嘘は良くないです!
クロ子さんの死をもって、この教訓が、偽りの情報を伝えたその方の「人間としての良心」にどうか響きますように…….。
そぅ、願い、祈りを捧げるばかりです。
クロ子へ、先に逝った皆さんと会えましたか? 生前の貴女の明るさ、天真爛漫さで、先に逝ったみんなと仲良くしてもらうんだよ。(●ↀωↀ●)✧(=✧ω✧=)(*ΦωΦ*)✲゚。.☆.。₀:*゚✲゚*:₀。
●同地域で個人で地域猫活動をしているM恵さんから届いたメッセージ●
地域猫への安易な関わり、そこに猫がいるからと気軽さでおやつ配り、餌やりする事は責任の伴わない行為。
そこには必ず安全配慮が大前提である、ことを多くの人に知ってもらいたい、そのように考えております。
安易なおやつ配り、えさやりの先には複数のリスクが必ず伴うこと。
空腹を満たしてあげることは優しさからくるもので悪事ではありませんが、
多くのひとにさらに深い気付きときっかけになることを願っています。
黒子ちゃんの命が報われることを祈って
●団体サポーターのJSさんから届いたメッセージ●
クロコちゃんの件、記事を読んでいて辛くなりますし、いつも見守っていた方たちの無念は痛いほど伝わります。
優しい残酷さー私も的確な表現だと思います。
安全配慮は絶対だとおもいます!そこが甘かったんでしょうね。
旅立った子たちが向かった先、「虹の橋」ー。
亡くなった事実に悲しくなっていることを挽回するくらい、クロ子ちゃんが優しい世界で楽しく過ごされていることを今はただ信じたいとおもいます。