お盆を過ぎて August 17 2020

皆さん、おはようございます。妙典Cat Fellow Net 地域猫隊長のコータです。

お盆も終わり、8月後半戦、小学生、中学生の皆さん、短い夏休みもあっという間に終わり、新学期が始まりますね。皆さん、引き続き、コロナ対策、体調管理、しっかりとしていきましょう。僕ら、江戸川地域猫一同、日中連日の酷暑で、流石にちょっとバテ気味です。

さて、2020年本格的に秋を迎える前に、少しおさらい、地域猫 と TNR活動について、皆さんとご一緒に振り返ってみたいと思います。地域猫とTNR活動の啓発活動、本当に少しずつ浸透し、地域の皆さんにもご理解とご協力を得てきたという実感はあるのですが、中には、団体スタッフに、「猫は害獣、餌をやるな! こんなに猫が増えたのはあんたたちのせいだ!」とおっしゃる地域住民の方も存在するのは悲しいかな事実です。なので、日々、団体スタッフの地道な活動を傍らで見ている僕らが皆さんに是非、再確認していただきたいのが、とりあえず↓の2つです。

1.地域猫活動についてはコチラから

2.TNR活動についてはコチラから

最近の例(2020年3月)です。管理区域に突然現れた、生後6か月位のメスの子猫2匹ー。周辺には管理区域にやってくる見知らぬ♂雄猫の確認情報が。妙典Cat Fellow Netのてつゑさんとキャシーの判断で、2匹とも不妊手術を受けさせたところ、↓の空ちゃんのお腹には、すでに、6匹の赤ちゃんが、もう一匹の陸ちゃんのお腹には5匹=計11匹の赤ちゃんがいました。二匹とも子育ての経験の無い、まだあどけない子猫でした。2匹とも不妊手術を受けたあとも、てつゑさんとキャシーが見守り続けておりますが、現在、彼女たちは、団体管理区域で元気に過ごしております。

もし、この2匹のTNRをしなかった場合、周りにカラス他野鳥も多く生息する管理区域、この酷暑の中、母体自体がまだ子供、生まれた子猫たちがどんな悲惨な状況になり、地域住民の皆さんが大変な思いをされることはほぼ間違いなく、この2匹を不妊手術させた団体の判断は正しかったと、僕らも確信しております。(画像は空ちゃんの画像 陸ちゃんは活発過ぎて撮影困難。 撮影 by Cathy 日時 August16, 2020 at 6:30pm)

8月16日の夜、メイちゃんパーマンサーコさんロンゲ君、そして、我らが姉御 黒白はっちゃんの画像。(撮影:August 16 , 2020 by Cathy )右耳のVカット(♂オス猫)、左耳のVカット(♀雌猫)は、不妊手術済みの地域猫の証です。

最近、管理区域に戻ってきた、黒白ホルスタイン柄のホル君は地域猫になって9年目、長老クラス(60歳位)です。白茶のゆういち君は、シェルター暮らし、顔面の酷いアレルギーも完治し、現在、尿道結石の療養食で元気に過ごしているようですよ。

つい数日前に、江戸川パトロール中に出会ったご夫婦より, 写真と共に素敵なメールをいただきました。Yさん、馴染みになった地域猫はお好きなように呼んであげてください。サーコさん、ねこじですか (笑)  私たちが日々大切にお世話している猫たちが、Yさんご夫婦の慰め、癒しになっているとのこと、励みになります。素敵なコメントありがとうございます。(以下、Yさんから届いたメッセージ)

私は、妙典6丁目に住むYと申します。
水辺の猫たちのおかげでお話ができて、不思議なめぐり合いだと思っています。
去年末、川下の河原の散歩道が工事で封鎖されたときに川上方向に歩いてみて、初めてここに猫たちがたくさんいることに気づきました。
大変驚きましたが、水辺の猫たちは、何故か私たち夫婦に懐いてくれて、撫でさせてくれるようになりました。近しい家族で猫を飼っている者も無く、それまで猫がこんなに可愛いとは知らずにいました。すっかり幸せな気持ちにさせてもらっています。
サーコちゃんのことは、最初に会ったときから勝手に「ねこじ」と呼んでます。賢治とか浩二と同じ「じ」をつけたのですが、女の子だったのですね。ねこじ、と呼ぶと「なー」と答えてくれるのですよ。水辺の子たちに、どれほど慰めてもらっていることか。心から感謝しています。
中村様たちの活動に驚き、感動しています。
写真を何枚か撮っていますので、お送りしますね。少しずつ、何が私にできるのか、考えていきたいと思っています。
今後、どうぞよろしくお願いします。

メッセージに添えられた写真です。サーコ、素敵なサポーターが出来て良かったね(=✧ω✧=)

久しぶりに、「まちメモ市川駅版」で、団体管理猫の画像がアップされました。

登場したのは、不慮の死を遂げたチャーミーの兄、サバオ君と、現在、縄張りが定まらず彷徨っている、スイマーキャット、白髭君です。環境保全も目的の一つの地域猫活動ではありますが、人間の判断で一代限りの命となった猫たちー、スタッフたちは日々、心の葛藤を抱きながら、現場パトロールしております。「まちメモ市川駅版」さんで取り上げられるナチュラルでそのまんまの団体管理猫たちの画像は、現場で悪戦苦闘するスタッフにとって、言わばオアシス=癒しですね….。ありがとうございます。白髭君サバオ君のプロフィールはこのHPでご覧いただけます。TNR済みの団体管理猫のご紹介はコチラから

Photographer 伊藤智通さんのサイトはコチラから

サバオ君
白髭君

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