左足に重傷を負った♀猫 マルコのその後~その2(58日経過)

私たちの地域猫活動の管理区は基本、江戸川沿いに棲息する猫たちが対象です。団体設立は3年目を迎えたところですが、思い返せば、かれこれ60匹~70匹(含 行方不明 死亡)の外猫たちと関わって来ました。その中でも強烈にインパクトのある関りをした猫が数匹います。今回ご紹介するマルコは間違いなくその一匹と言えます。

6月の半ば、クレーン車のタワーで子育て中のマルコがクレーン作動時に左足に大怪我を負ってしまった経緯と、その際にマルコの娘ミラを救出した経緯は、すでに6/17の投稿にてお知らせいたしました。

左足に重傷を負った♀猫情報 と シェルター情報

その後、複数回、レントゲン撮影の為にマルコ捕獲をトライするも失敗!に終わり……

 

 

 

その間もマルコは満潮時の屋形船に取り残されてしまったり……(翌朝、干潮時、自力で岸に戻った。)

その後は、マルコは毎晩、左足を引きずりながら、姿を見せ続け、餌も一生懸命食べ…….,

が、流石マルコは、ここ数年ずぅーーっと私たちを翻弄し続けTNRに至っていないまだら三毛の娘、母親同様、病院へ連れて行こうと仕掛けた捕獲器には、どうにも入らず…….、

市川花火大会の後は、人の多さに警戒したのか数日間姿を隠し………最悪の事態も想定し始めた5日目に↓ひょっこり、姿を現し…..,(8/7 20:30頃)その時は安堵して名前を呼んで労う私に、ぐるりと回って初めて背中を撫でさせてくれ…….、*:.。. (ノ´ω`・。)・*:.。.

彼女の❝生きる力 生き抜こうとする力❞から、私たちは物凄くパワー✧✲゚を貰ってます。

地域猫活動では、逞しく見えて、力尽きてか?脆く零れ落ちてしまう儚い命がある一方、儚そうに見えても力強く怪我や病気を自力で克服していくマルコの様な例もあり、本当に悲喜こもごもです……。

マルコの怪我した左足も、少しずつ力が出てきて、てつゑさん情報では、左足で喉掻きもしていたようです。生後半年のマルコと比べると、やはり左足が曲がってしまっておりますが、走歩行にはまったく問題ない様です。(写真上:生後6か月 怪我前 写真下:現在 左足怪我2カ月後…)

マルコが大怪我時、救出した娘のミラはこんなに大きくなりました。

救出した翌日↓(奇跡(ミラクル)を起こせる希望の三毛ちゃん♪になるように、ミラと名付けました✧✲゚

救出後48日目のミラ↓

引き続き、母猫マルコは彼女が安堵できる管理区で、そして、娘のミラはしばらくは団体シェルターで、時間を掛けてゆっくりと経過観察し見守っていきたいと思います。

マルコ母さんへ

母さん、私も頑張ってしっかり生きていくから、母さんも頑張って! 

いつか会えるかな? ミラ(●ↀωↀ●)✧ ↓

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