「ボブという名の猫幸せのハイタッチ」A Street Cat Named Bob 観てきました。

イギリス ロンドンで、ボブという実在の元ノラ猫が、一ドラッグからの更生プログラム中で家族からも見放されているホームレスのストリートミュージシャンの若者を救い、ベストセラーの本の題材となり、ついに映画となったというストーリー、「ボブという名の猫幸せのハイタッチ」A Street Cat Named Bobが、全国の映画館で上映中で、私も早速、友人を誘って銀座の映画館で観てきました。

実は私はこのジェームスさんとBobボブのコンビの存在は、彼らが有名になる前から気になっていて、facebookなどで数年前からフォローしていました。映画化にあたって、ボブ役の茶トラ猫がカナダから7匹連れて来られたものの、現場で抜きんでた演技力を見せたボブが急きょボブ本人役で出演することになったそうです。映画の中で様々なシーンでのボブの自然な熱演ぶりは素晴らしかったです。

ジェームスさんがボブとの出会いや日々を綴った本は続編を含めて1000万部が売れたそうです。現在ジェームスさんは動物愛護団体で働き、また、ホームレスの就労支援にも関わっているそうです。

映画の中で、ジェームスがボブと一緒にストリートミュージシャンとして演奏活動をする拠点、ロンドンのCovent Gardenが出てくるのですが、ロンドンっ子たちの冬の装いと風景がマッチしていてとても素敵です。また、ジェームスにアパートを与え見守り続ける更生担当者の女性の存在や、ボブが怪我をしたとき無料の獣医を紹介する隣人のベティーの存在ー、日本と比べてチャリティー精神溢れる英国の社会的背景や共助・互助のかたち、そして日本と同様に、若い世代のホームレス支援の難しさなどについて考えさせられ、色々と思いをめぐらしました。

ただ今上映中です!お勧めしたい映画です。(✿❜◡❜❁)

 

 

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