元江戸川にゃんこ、きじまる君 & M恵さん

最近、嬉しい画像が届きました。

元江戸川にゃんこ きじまる君(推定2歳半位)のまるまる、艶々の幸せそうな近影です。きじまる君は、元々は、江戸川で生息するノラ猫母から生まれ、肺が炎症を起こして水が溜まり、高熱で瀕死の状況の1歳未満のときに、彼が一番懐いていたM恵さんに救出されたのです。M恵さんは、自費で、きじまる君を完治するまで入院させ(かなりの高額の医療費がかかりました)、引き取り、避妊手術も受けさせ、現在きじまる君は、M恵さんの家族として幸せに暮らしています。

江戸川にゃんこのサポーターには色んなタイプがいらっしゃいます。

・行ったり行かなかったり、気分で餌のみあげて、自己満足で完結する方が、どれだけ多いか・・・・

・猫じゃらしで猫と戯れたり、追いかけまわしたりする子供さんがいかに多いか・・・

無責任な餌やりにより、猫たちの縄張りが微妙にかわって縄張り争いになったり、子供たちが猫を抱えて移動しながら遊んだりすることで、猫が行方不明になったり、そんなアクシデントも頻繁に起こっているのです。

江戸川で猫をかわいがる方々が、瀕死の状況の猫を発見した時に、果たして、その猫の命を救うために、自ら病院に連れて行ってくださる方がどれだけいらっしゃると皆さんは思われますか? 失望&がっかりしたケースとして、仔猫のときのみ毎日の様に訪れて可愛がり、成猫になると見向きもしない方もいらっしゃいます。そして、成猫になってさ迷う猫たちが増えていく~その負の連鎖、その繰り返しというのも実情です。ーだからこそ、「地域猫活動」の啓発活動は必要だと私たちは考えております。

M恵さんはきじまる君が完治するまで、隣町の動物病院まで、仕事の合間の時間を調整して自転車で通い続けました。彼女は、私たちの団体のメンバーではありませんが、ずっと情報共有しているので、団体管理下の猫の状況を把握するのに、とても助かっております。

M恵さんのようなサポーターの存在は稀有といえるでしょう。彼女のような方が今後出現することはなかなか難しいかも知れません。しかし、「M恵さんときじまる君のケースはモデルケース」と一言で終わらせないで、近所の住民の皆さん&自治会の皆様のご理解を少しずつ得るために、ちらしの配布、勉強会開催など、地道な啓発活動が必要だと考えております。

「持ち場持ち場の人が力を出し合えば, きっと助かる儚い命がある」

M恵さん&きじまる君、幸せに溢れた姿、ありがとう。

dav

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