石垣島に移住した、フォトグラファーMamiさんの近況が届きました。⑤
石垣島に移住した、フォトグラファーMamiさんの近況が届きました。⑤(アーカイブはこちらから)
Mamiさんは、2017年4月におばあ様夫妻が住んでいる石垣島に移住ー10ヶ月が経過しました。Mamiさんは30代、地域猫活動を通して、M恵さんやMamiさんをはじめ、中山ねこ家のフッキーさん、育子さん。。。若い世代の皆様と世代の垣根を越えて、対等にお付き合いできる醍醐味も、この地域猫活動のおかげですね。 ^ↀᴥↀ^✧✲゚。.☆.。₀:*゚✲゚*:₀。^ↀᴥↀ^/ ^ↀᴥↀ^✧✲゚。.☆.。
さて、「Mamiさんの石垣島便り 第5弾」ー、今回、Mamiさんは、スノーケルガイドとしてデヴューされたこと、そして、Mami さんのひぃおばぁ夫婦、おばあちゃん夫婦が故郷を離れて石垣島に移住された経緯を語られ、まるでジャングルの様な未開の土地をゼロから開拓されたお話、そうした歴史を語れる方々も少ない現実を憂い、その歴史を風化させないために、Mamiさんが故郷の歴史を図書館などで学びなおす決心をなさった経緯が綴られ、とても清々しく嬉しいお便りです。↓是非、皆様、石垣島の苦難の歴史についてのMamiさんのレポート、ご一読ください。
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ご無沙汰しております。関東では寒波で雪が積もり、大変な様子をニュースで拝見したり、家族から連絡が来て、かなり身に染みる寒さだと伝わります。去年からですが、異常気象ですね…江戸川ニャンコもきっと寒いでしょう。こちら石垣島も昨年夏は雨が降らなすぎて熱波がすごく、冬は例年の冬以上に寒い様子です。北風が本当に強いので、14度位でも体感温度はとても寒いんですよ。我が家の外猫ミィちゃんも寒くて、特製のベッドに包まってます。
今は雨が多いシーズンで太陽が見れない日が多く、苦労しています…
先月、スノーケルガイドをしてきました。私が幼い頃から慣れ親しんでいるビーチでガイドすることができ、光栄です。また、大手ツアー会社のツアーにはなかなか無い、企画も含まれていて、宿に宿泊されたお客様はスノーケル体験と、夕食を食べながら地域の歴史を知って頂きたいと思い、地域にお住まいのおじぃも来て頂いて昔の石垣島の話をしてくださっています。私もまだまだ勉強不足な点が沢山ですが、話をお客さんにさせていただいています。
私たちが住む石垣島は元々、沖縄戦が終わり、米軍統治下の中、米軍の基地(嘉手納基地)を作るため、今まで住んでいた故郷、那覇やその他離島から追い出され、石垣島に移住しなければならない状況にさらされました。
私のひぃおばぁ夫婦、おばあちゃん夫婦もその内の1人でした。故郷だった、那覇を捨て、ひぃおばぁは身重にもかかわらず、新たに石垣島を開拓し、新たな生活をするのは、本当に想像以上の苦労をしたそうです。
ひぃおばぁ夫婦、祖父母夫婦が開拓し、生活する場所に選ばれたのが、今私が住む地域です。開拓当時は、受け入れ態勢が整っておらず、まるでジャングル。木の伐採、食料も無い状態ですから、野菜なども必死になり作り、家畜も養い、マラリアや、マダニ、ヒルとの戦いもあり苦労しています。ライトも無いので松明の火で照らし、勿論住む家は自分たちで作ったそうです。
沖縄戦で壕で辛い経験をして、その後、戦後は石垣島に米軍に強制的に島流しで石垣島に連れていかれ、石垣島でも苦労していて貧しい生活を経験したひぃおばぁ夫婦、祖父母夫婦ですから、精神が強いですし、生きるための知識が豊富で話を聞かせてもらい、日々勉強になっています。辛い経験したのに、みんな明るいんですよね。なかなか石垣島は観光地ですから、そのような歴史、苦労話を知る機会がなかなか無いと思うので、私は祖父母宅が経験した歴史。開拓してくれたからこそ、今がある。と伝えたいと、出来る限りやっています。
もう、残念ながら当時開拓されたメンバーは高齢でほとんどいらっしゃらないですし、語り部として話せる方も少ない状態です。
ひぃおばぁ夫婦、祖父母が苦労した事を風化させたくないため、今は身近にいる祖父母に当時の話を教えてもらったり、図書館で勉強したりして、学んでます。
海も昔に比べたらだいぶサンゴ、生き物が減りました。手軽にスノーケル出来るので、ルールを知らない、守らない人が多いようです。
安全第一に遊びに来てくれた方々のお手伝いが出来れば…と、これからシーズンに向けてお仕事頑張ってますー。
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Mamiちゃん、頑張れーーーっヾ(❀╹◡╹)ノ゙❀~
Go! Go! Mamiちゃん♪ 自分の心地よいペースでいこー♪・・・・Cathy