管理区域内花壇に40本の竹串が!そしてその後の話し合いについて…の途中経過…

 昨晩19:30頃のことです。てつゑさんと週1回の念入りの管理区パトロールの日ー。管理猫の1匹が片目に酷い傷を負っていたため、原因の痕跡がないかどうか、その猫の縄張り周辺を確認したところ、花壇に突き刺さされた竹串が30数本程、見つかりました。(一番、酷い状況をお伝え出来ずに残念です。10本ほど、猫に突き刺さりそうな角度を考えて360度ぐるっと猫が怪我しそうな角度に土に刺された竹串の余りの酷さに、二人で引っこ抜いてしまいました。その刺し方は、間違いなく、花壇に飛び乗った際に猫が傷を負う方向に縦横斜めに刺してあり、殺意さえ感じられる恐ろしいものでした。事件性もあると状況判断、即、110番通報して相談したところ、最寄りの警察官が現場に向かいます!とのことー。

15分ほどしてやってきた警察官2名は、正直全くヤル気のない巨体の警察官と新人計2名でした。詳細に状況を説明しても、「BBQ広場なんだから、BBQ客が酔っ払って串を花壇にさしたんじゃぁないですかぁ~!」と全く埒があきません。現場の状況を見て、流石にBBQ客が酩酊して突き刺したのではなく、人為的、故意なものであるとは分かったようですが、あくまでも、「公園緑地課」が指示した猫除けかも知れないからそっちで連絡してください。ー。などと、ヤル気なく信じられないような言葉を吐く始末、

この巨体の警察官の低レベルにびっくりして、思わず、「前回来てくださった方は、市民目線で本当に良く話を聞いてくださって、事情聴取後、周辺をパトロールしてくれましたよ!」と言いましたが、全く無反応ーー。

彼らに説明してもダメだ!と状況判断、とりあえず、彼らには期待せず、事実があったことのみを記してもらい、写真を撮り、翌日の今日、自力で、ボランティア団体リストより、ここを整備している「〇〇花の会」という団体を抽出、ある男性に辿り着きました。。。すると、そのボランティア団体に記された携帯番号で出た男性は、竹串を刺したことをあっさり認め、その言い分は以下のとおりです。

 1.竹串は〇〇氏本人が設置したのは間違いない。糞をされ、花がぺったんこで育たないので、ホームセンターで竹串を40本買ってきた。自宅でも同様にしたところ、猫が近寄らなくなったのでそうした。
 
  2.4/7のチャーミーの花壇脇での急死も伝えたところ、猫除けや薬は花壇に撒いていないと主張。
  
 3.管理猫の右目の怪我については、竹串で刺したという証拠がないでしょう?
  
 4.竹串のことは自分の判断。花壇の管理を担当する市の「公園緑地課」に、竹串のことは全く報告していないし、許可も得ていない。9年間この花壇を育てて来た自分自身で判断してやったことだと素直に認められた。
  
 5.糞を拾うのは仕方が無いが、花が全く育たなくなってしまったことにずぅーっと憤慨していた。で、色々試みて、この竹串に辿り着いた。
 
 6.どうか猫をどこか別のところで管理してほしい。目下の悩みは、猫たちと花壇にゴミを捨てまくる悪質なBBQ客なのだ!
というのが、〇〇氏のおおまかな言い分です。竹串のせいで怪我したという証拠もないし、花壇の近くで猫が死んだって、所詮、ノラ猫でしょう? 関係ないよ!という許せない返答!
 〇〇氏と話しても平行線だと思うが、「兎に角、互いの言い分を伝えあってみませんか?ひょっとしたら、妥協案を探せるかも知れません。例えば、定期的に、私たちが花壇の糞を拾うとか、時間を掛けて、猫たちを土手下に移動させるとか。。」と提案し、このGW中に対面で話し合うことになりました。
この〇〇氏は、企業を定年後、この花壇づくりをたった独りで挑戦!生き甲斐を感じておられるのは良くわかります。だからこそ、私たちの団体の管理猫の粗相に憤りを感じておられるのであれば、同じ管理区で活動していて、ポスターや張り紙をして連絡先を明記している私たちに連絡をとって話し合ってみようとは思われなかったのでしょうか?
 そう尋ねたところ、〇〇氏の答えは、
「連絡してどうなるの? 猫がいなくなるの?」というたった一言でした。私は唖然としました!!
人というのは、それまでどんなに立派な人生を歩んできても、人と人との接点を失い、自分の世界の楽しみにのみ浸ってしまうと、その世界の中では幸せかもしれないけれども、ヒョン!なところで、その人の心の暗闇が露呈してしまうんだなーーと思いました。
昨晩、私とてつゑさんが見た、花壇に360度に突き刺された竹串の一本一本に込められた〇〇氏の心の闇ーを垣間見た気持ちがしました。
このケース、皆様はどうお感じになりますか?
 
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【その後のご報告】
 
その数日後の早朝、その男性〇〇氏と話し合う機会を設け、互いの言い分を2時間かけて吐露し合いました。
こちらは、てつゑさんと私と、管理地区の地域猫情報を共有しあっているM恵さんと3人で、こちらの言い分、特に、この花壇周辺で猫の不審死や行方不明ケースが集中していること、竹串で管理猫が大怪我を負っていることなどをお伝えしました。
 
花壇を独りで整備している〇〇氏の言い分は、電話で話された内容とほぼ同じ、大きな進展はありませんでしたが、一先ず、彼が9年間花壇の花を大切に育てて来たと同様に、私たちが、地域猫管理をすることで、この管理区域の猫たちの頭数を大幅に減らしていること、現在いる猫たちは、一代限りの儚い命で私たちが責任を持って大切に管理していること、猫が不審死したり、怪我を負ったりした場合、警察への報告、亡骸のクリーンセンターへの搬送、どうぶつ病院の送迎など一日がかりで経費は全て自費であること、如何に私たちがこの「地域猫活動」をライフワークの地域コミュニティ活動として真剣に取り組んできたかを、代わる代わる説明しました。かといって、○○氏の猫に対する不快感を100%払拭するには至らず、花壇周辺を縄張りにしていた猫たちが花壇の傍らで亡くなったり行方不明になったこととの因果関係を証明するに至るはずもありません。。何故、もっと早い機会に〇〇氏が、私たち団体に猫の粗相について悩んでいることをお知らせしていただけなかったのか?もし、そうしてもらっていたら、猫の不審死や竹串による怪我や、体調を崩す猫たちが行方不明に至る前に何とかできたかもしれなかったのに・・ととても残念ですが、それも今や悔やんでも仕方がありません。
 
今日のところは、取り合えず、妥協案として、猫が踏みつぶして枯れて空いたスペースに砂利を敷いて、猫が入らないようにする防止策を、私たち3人が実施して経過観察することにしました。
 
 
 
真剣に花壇の空いたスペースに集めた砂利を敷き続ける私たちの姿を見て、少し気を許したのか、〇〇氏は、今後、竹串を射したり、猫除けを撒いたりは一切しないことを約束してくれました。
 
 今回、初の話し合いの場を持ったことを踏まえ、今回の経緯を、竹串を持って、市の「公園緑地課」と「環境保全課」に事実関係のみ報告することにしました。
 
花壇の🌸花と地域猫活動ーどちらも生き物、その生き物を世話するボランティア団体同士の論理ーどこまでも平行線が8割ですが、あとの2割のところを互いの立場や思いを理解しようとする姿勢を見せ合えれば、小さな突破口が見つかると信じるしかないですね。
 
しかし、この花壇の周りで亡くなったり、体調を崩したり、怪我したり、不明になるのが、縄張りをこの花壇に周辺にしている猫に集中しているというのは、どうしてなのでしょうか…….??
4/7夜、突然亡くなった地域猫チャーミーも,その亡骸が横たわっていたのは、この花壇すぐ脇のソメイヨシノの木の下でした…。
亡くなった猫たちが、どうか安らかに虹の橋を渡れますように。。。と祈るしかありません。

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