さいたま市の税理士がおこした猫虐待事件　と　ヤンキー・ガガとの5年ぶりの再会

ここ数日、メディアでさいたま市見沼区の税理士、大矢誠容疑者（５２）が起こした猫虐待事件が取り上げられております。説明することも憚れるほど残酷な方法で殺された10数匹の猫たちーー怒りが沸々とこみあげてきます。許せません！！改めて「動物の遺棄・虐待は犯罪であること」を声を大にして訴えたいです！！

このような事件が起こると、メディアは大々的に報道し、さも世の中にこうした異常者が多く潜伏しているように情報を流します。勿論、この恐ろしい鬼畜の税理士事件は小動物虐待の氷山の一角で、他にも忌まわしき虐待事件は起こっているでしょう。が、一方、不幸にも家を持たない犬や猫たちー、この儚げな命に心を向け、手を差し伸べ何とかしてあげたいと心を砕く方々だって多いのです。このポスターのように、犬も猫も「記憶も感情も人間と同じ。。」私はその全てに共感するわけではありませんが、犬や猫が記憶があるのは事実だと思います。それに纏わる不思議な出来事が最近起こったのです。この鬼畜税理士事件があまりにも惨たらしい事件だったので、そうしたことが起こりうる世の中であることを肝に銘じつつ、今日の投稿では、私の自宅の近所でつい最近起こった「猫の記憶に纏わる不思議なできごと」を一つご紹介します。

今から5年前、2012年の秋から冬にかけて、近所の下水道で生まれ育ったガリガリの白黒の気になる雄の子猫がいました。近所の住人たちや通勤途中の女性などにも可愛がられていたのですが、ある時期この場所に数匹いた猫が一斉にいなくなった時期があって、この地域はマンション、一軒家が密集した地域なので、猫が好きな人ばかりでもなく、「あー、あの子も他の猫たちと一緒に害獣の一匹としてどこかへ連れていかれちゃったんだなぁ～。」と心に針が刺さったような無念さを抱きつつ、いつのまにか月日は流れ、その白黒子猫のことはほぼ忘れかけていました。

つい先日のこと、8月初旬の夕暮れ時のことです。

いつも行くペットフード専門店の駐車場に一匹のコロンとした白黒猫がいて、店の販売員の女性曰く、2.3カ月前に姿を現して、お客さんたちから餌をもらって可愛がられているとのことー。そこで、私は数年前いた白黒子猫のことを久しぶりに思い出し、ダメもとで、当時、私が呼んでいた名前、「ヤンキーッ！」と声を掛けたところ、聞いた記憶がある高い声で、「にゃぁ！」と答えるではありませんか！　が、流石に5年前のことなので、まさか、その子があのガリガリだった子猫のはずはないと思い直しました。私たちの団体の管理猫にも白黒猫が数匹いるので、私自身、その子たちの外見と混同している可能性もあるし、ヤンキーと呼んでいた子猫が白黒のどんな特徴の柄だったか記憶が定かではない、この猫は別の猫だと思うけれども、念のため、1機種＆2機種前のスマホに保存された画像を確認することにしました。

すると2機種前のスマホ（5年前に使っていた）に保存してあった白黒子猫画像と、突然近所に現れた猫の柄を照合してみたところ、「あらららら。。。。ーーっ！」鼻の特徴ある黒い縦長の模様柄がぴったり一致！！するではありませんか？　ということは、正式命名　ヤンキー・ガガ（注：当時、レディガガの奔放ぶりと子猫のやんちゃぶりを重ね合わせて命名）は5年ぶりに古巣に戻ってきたと言うことです（前の縄張りは200m先）。　彼の右耳はどなたかが避妊手術を受けさせてくれたみたいで右耳カットされていました。間違いなく、彼は「ヤンキー・ガガ」でした。そうなんです！ヤンキー・ガガは5年間のブランクの中で、いつのまにか、どなたかがＴＮＲを実施し、【地域猫】に変身していたのです。この5年間、彼は一体全体、どんな生活をしていたのでしょうか。全く謎に包まれています。抱っこする限り、痩せている風でもなくとても健康そうです。どなたかに餌を貰っているのは間違いない模様～。

ということは、私が危惧していたように、彼は保健所に送られたのでも、捕獲されてどこかへ捨てられたのでもなく、心ある近所のどなたかが、ヤンキー・ガガにとって地元の方々（猫容認派ＶＳアンチ猫派）間にトラブルが起きない最善策をとってくださったっていたということですね。本当に嬉しい出来事でした。猫って本当にミステリアスです。（写真は　5年ぶりに再会した、ヤンキー・ガガ（愛称　ヤンキー）私の足元で戯れる様子）

ところで、このヤンキーガガ君、あの文豪　ヘミングウェイの愛猫の白黒猫ちゃんに似てますねー。✲ﾟ｡.(✿╹◡╹)ﾉ☆.｡₀:*ﾟ✲ﾟ*:₀｡

　　　　　いつのまにかＴＮＲ地域猫になった、ヤンキーガガ君