団体シェルターの怪我して保護した猫のビフォー → アフター そして地域の皆様へのお願い

地域の皆様 サポーターの皆様、暑中(極暑)お見舞い申し上げます。暑い日が続いております。如何お過ごしですか? 私たちはやっとそれぞれの仕事が一段落したところです。

このところ、「庭にくるノラ猫に餌をあげていたら居着いてしまい、子猫が生まれてしまったので、自分の代わりに里親に出していただくか、シェルターで預かって頂けないでしょうか?」とか「職場の事務所にノラ猫が居着いてしまったので引き取っていただけないか?」という問い合わせが複数件続いております。中には、他団体を介して、同じ方のご要望が、こちらの事情や状況を文書で詳細に説明しているにも関わらず繰り返して入り、その度に一から説明せざるを得なかったケースもあり、とても残念で悲しい気持ちになりました。

誠に申し訳ないのですが、当団体のシェルターは、管理猫(現在彷徨いネコを合わせると常時30匹~40匹)が怪我したり、病気になった場合のシェルターですので、そういったお問い合わせに対応することは、人手が全く足りませんので物理的に無理なのです。そういった事情をこのHPで説明してこなかった私たちにも責任があります。ここで改めて、止むを得ず、ご依頼をお断りしなければならない状況をお詫びいたします。と同時に、もし、餌付けされるのであれば、最後までご自身が責任を持って避妊手術するなり、家に入れるなりするか、そういった覚悟を持って餌やりするべきだと私たちは思います。

また、当団体のサポーターの立場で地域猫活動で何ができるか?ほんの少しでも考えていただける方、いつでも大歓迎!です!!…….。….とは言ってもそれがなかなか難しいのですよね、現実は…..。命に対して愛ある方が、視野に入るお腹が空いた猫ちゃんに餌付けして居着いてしまったり、餌をあげるのが習慣化したり、またその猫が子猫を生んで、増えて手に負えなくなる…..その悪循環が常であることは私たちも十分わかっているつもりです。かと言って、地域猫活動に関わるまではちょっと、めんどくさいし、大変だし、お金も時間もかかりそう….殆どの方がそうなのは、地域猫活動の避けて通れない課題です…….。まぁ、現実、私たちの管理区では、猫じゃらしだけを持って習慣的に江戸川の猫を見にくるのみ、まさに「自分が楽しむのみ/他人事」(お金の掛からないアウトドアの猫カフェ扱い)の方もいらっしゃるのが現実です。こうした方々のスタンスについては私達は全く何も期待してはおりません。

さて、現在、管理区域から5km程離れた団体管理の「Cat Shelter」では、現在3匹の猫が同居しております。雄猫2匹は顔面に酷い傷を負い(理由:耳ダニ、アレルギーで自分で掻きむしった)、保護した茶タローとゆういち君、もう一匹は、母猫マルコがクレーン車のタワー部分で子育てをしてしまい、クレーンが作動したときに後ろ足を挟まれてしまい大怪我を負ってしまった状況下、子育ては無理!と判断し保護した手のひらサイズの三毛猫ミラちゃん。

以下、保護猫ビフォー → アフターの様子を一部ご紹介いたします。

茶タロー

 

② ゆういち君

③ マルコが生んだミラちゃん

 

母猫マルコも順調に回復に向かっております。外猫の生きようとする力は凄いです!マルコはほぼ毎晩、餌場に姿を現ししっかりご飯を食べ、引きずっていた左足も、少しずつ地面につくようになりました。(レントゲンを撮るために捕獲は4人がかりで5~6回試みましたがフライング!)しっかり食事をしたあと、縄張りで涼むマルコ。

目下の悩みは、ここ数日、あれだけ仲良しの茶太郎とゆういち君が、急に険悪ムードになってしまったことです。M恵さんが、早速、二匹を隔離するための衝立を作ってくれました。(部品は全て100金ショップ)M恵さん、30分~40分であっという間にDIY!素晴らしすぎます! そしてありがとうございます! 二匹の今後、注意深く、要経過観察!です。

そんなこんなで、私たち団体メンバーは全員が仕事をしながら、地域猫活動に費やす時間も限度があり、その限りある時間と人手での範囲内で、無理せず、出来ることを粛々と続けていきたいと思っています。

地域の皆様、サポーターの皆様、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

くれぐれも熱中症にならないように気を付けましょう!

2018/07/22 PM20:30  マルコの左足、大分力が入ってきました。

ガンバレ‼ マルコ。ミラも頑張ってるよーーーっ!

 

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